疲れている現代人
「なんだか疲れがとれない」そう感じる方は多いですよね。年々疲れがとれにくくなってる、寝ても疲れがとれない。私も20代のころと30代、40代では疲れ方が変わってきました。残念ながら、やはり原因は身体の老化にあるようです。
現代人の5人に1人が、常に疲労を感じているそうです。時々疲労を感じている方を加えると、なんと4人に3人が日常的に疲労を感じているそうです。 驚くことに男性よりも女性、50代、60代よりも20代、30代の若い世代の方が疲労度が高くなっているそうですよ。
なぜ女性の方がお疲れ度が高いのでしょうか?お仕事疲れの男性に対し、女性はお仕事疲れに加え、人付き合いや家事などによって疲労度が加速しているようです。男性の方ももちろん大変だと思いますが、女性はそれ以上に精神的にも肉体的にも無理をしてしまっているようですね。家事や育児には定休日はありません。休みたくても休めない、多くの女性は365日営業中の状態なのです。
疲労解消法
疲れがたまっているあなた。その疲れ、解消するために何かされていますか? 睡眠を十分にとる、エステやマッサージで疲れをとる、運動をする、趣味に没頭するなどなど。何かされている方も多いと思います。
でもその疲れ、本当に解消できているのでしょうか?リフレッシュしても、数日するとまた元の状態に・・・という方は多いはず。
私たちの身体には日々、活性酸素(細胞を酸化させて体のサビをつくる、老化の原因となるもの)が発生し、身体の老化を早めています。現代人は疲労やストレスだけでなく、たばこや化学物質などによっても大量の活性酸素を発生させています。 私たちの身体には自ら活性酸素を消去する成分がありますが、昔に比べ活性酸素が増えた現代人は、自分の作る抗酸化物質だけではまかないきれなくなったのです。
解消法としておススメなのは、疲労回復効果のある食品を摂取すること。近年注目されているのが、たんぱく質の一種である「イミダペプチド」という物質。疲労からの復帰を早める疲労回復と、疲労しにくい状態をつくる疲労予防をする力が極めて高く、さらに抗酸化力が高いことで注目されています。
身近な食品では、鳥の胸肉に多くふくまれています。コスパも良いですし、もも肉に比べカロリーも少なくヘルシーなので我が家ではよく使います。
実はこの「イミダペプチド」には全部で3種類あり、鳥に多く含まれるカルノシン、カツオやマグロなどの回遊魚に含まれるアンセリン、最新の研究結果で注目を浴びているバレニンという物質があります。このバレニンはくじら特有の成分で、くじらに多く含まれています。
渡り鳥は数千㎞を飛び続けないと、子孫も残せず自分も生き残れません。 カツオも時速90㎞もの速いスピードで泳ぎ続けなければ、エサもとれず繁殖もできません。 くじらは体が大きくて速いスピードで泳ぐことができず、穏やかな性格もあり十分なエサをとれないこともありますが、これで弱っていてはサメに襲われてしまいます。
渡り鳥も回遊魚もくじらも、生き抜いて子孫を残すためには疲れない体が必要です。その為に抗疲労成分を自ら作り出す能力が備わったと考えられています。
自然界のパワーってすごいですね。 是非とも、「イミダペプチド」を積極的に取り入れることをおススメします。 私たち人間もこのような成分を積極的に摂って自分の体を守っていくことが、いつまでも元気で若々しくいるためには必要な事ですね。
イミダペプチドのサプリなども出ていますので、サプリで摂取する方法もありますが、それだけに頼るのは良くはありません。ただ、不足分を補うためには必要な時代になってきていますので、日常生活に上手に取り入れたいですね。